サステナビリティ・CSR

サステナビリティ

私たちは、未来の世代に健全な地球環境と豊かな社会を引き継ぐために、サステナビリティ(持続可能性)の推進を重要視しています。私たちは、環境への影響を最小限に抑えるための努力を惜しまず、以下のような具体的な取り組みを行っています。

  1. 環境保護活動
    • 私たちの施設ではエネルギー効率の向上を目指し、省エネルギー設備の導入を可能な限り検討する方針です。福祉事業では高齢者の命を優先するため、実現可能な範囲で行います。
    • 廃棄物の削減とリサイクルの推進を通じて、環境負荷の軽減に努めています。
  2. ペーパーレス化の推進
    • 完全なペーパーレス化を目指し、デジタル技術を活用して書類や帳票の電子化を進めています。紙の使用を削減することは、森林の保護、有害物質の使用削減、二酸化炭素排出量の削減に繋がります。
    • 紙の使用は、二酸化炭素を吸収する森林の破壊、印刷時の有害物質使用、廃棄や焼却による二酸化炭素排出などの環境負荷を引き起こします。これらの要因を考慮し、紙の使用を最小限に抑えることが重要です。
  3. 移動手段の最適化
    • 社員の移動に関しては、公共交通機関の利用を奨励し、社用車は高燃費の軽自動車を中心に使用しています。これにより、二酸化炭素の排出を抑え、化石資源の維持に努めています。公共交通機関の利用は都市の渋滞を軽減し、全体的な環境負荷を減少させます。

CSR(企業の社会的責任)

私たちは、企業としての社会的責任(CSR)を果たすことが、企業の持続的成長と社会全体の幸福に繋がると考えています。以下のような活動を通じて、社会に貢献しています。

  1. 医療と福祉の向上
    • 高品質な介護・医療サービスを提供し、地域住民の健康と福祉の向上に努めています。
    • 高齢者や障がい者の生活の質を向上させるための相談プログラムを実施しています。
  2. 教育と人材育成
    • 介護・看護従事者の教育とトレーニングに注力し、次世代の人材の育成に貢献しています。
    • 学生や若手医療従事者に対する介護系資格取得の社内支援制度やインターンシッププログラムを提供しています。
    • 海外からの実習生を受け入れ、単に労働してもらうのではなく、母国で介護事業の中核を担える人材を育成します。
  3. 多様性とインクルージョンの推進
    • 多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用し、インクルーシブな職場環境を作り上げています。
    • 性別、年齢、障がいの有無に関わらず、全ての従業員が活躍できる環境を整備しています。
    • 特に子育て世代の女性を積極的に採用しており、時短勤務や調整勤務を取り入れることで、子育て中の方が不利な処遇を受けないよう配慮しています。現在、社員の8割以上が女性であり、柔軟な勤務形態を提供することで、働きやすい環境を整えています。
  4. 倫理的ビジネス慣行の確立
    • 透明性の高い経営を実践し、法令遵守を徹底しています。
    • 公正な取引と倫理的なビジネス慣行を維持するための社内教育を行っています。

社会的貢献の目標

私たちは、社会的貢献を重視し、以下の目標を設定しています。

  1. 地域社会への支援
    • 私たちは少子高齢化に着目した事業を展開していますが、少子化に対する明確なソリューションを打ち出せていません。そのため、資本の健全性を確保できる状態で、当期純利益の一定割合をこども食堂や親のいない子供を受け入れている施設に寄付する方針です。なお、役員賞与のうち、創業者(倉澤隆)の受け取り分については、一定割合を上の団体、動物愛護団体に寄付する方針です。
  2. 環境保護の推進
    • 2030年までに二酸化炭素排出量を50%削減することを目指します。
    • 廃棄物のリサイクル率を90%以上に引き上げることを目標としています。
  3. 地域の高齢者支援
    • 地域の高齢者の方の相談を受け付けており、不安がなく地域で生活できるように支援しています。
  4. 動物保護
    • 動物保護活動にも力を入れ、地域の動物保護施設への支援、動物を保護する活動を行います。動物の福祉向上を目指し、寄付やボランティア活動を通じて、地域の動物たちの生活環境を改善する取り組みを推進しています。動物は、高齢者の精神状態を改善するのに大きな効果があり、私たちの事業として、アニマルセラピーのような動物保護と高齢者のメンタル改善の両方で寄与できないか検討をしています。
  5. 貧困・格差の解消
    • 貧困家庭に生まれた子供たちは、精神的な辛さやいじめ、差別に直面し、将来の人生選択が狭まることが多いです。創業者自身が苦労を経験したことから、貧困や格差の解消を強く願い、具体的な対応策を考えています。私たちは貧困家庭の子供たちへの支援プログラムを設け、教育機会の拡大や生活支援を行う予定です。例えばスマートフォンを持てない、毎日同じ服を着ているなどでいじめられたり教育機会が奪われるなど、あまりに過酷な状況から、子供を解放し、能力のある子供が平等に明るい将来を実現できるように、私たちは具体的な支援を行う体制を整えていきます。

私たちは、これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現と、社会全体の発展に貢献してまいります。